CentOS6.2で作業した時のメモです。
Minecraftはjavaで作成されたプログラムなのでサーバを動かす際にもjavaが必要となる。 そのためJDKをインストールする。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk-7u2-download-1377129.html から jdk-7u2-linux-x64.rpmをダウンロードする。
SCP等でjdk-7u2-linux-x64.rpmをアップロード ※teratermだとD&DでSCP転送できたりする。
rpm -ivh jdk-7u2-linux-x64.rpm
インストールが終わったらコマンドが通るかテスト
java -version ============================================================== java version "1.7.0_02" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.7.0_02-b13) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 22.0-b10, mixed mode) ============================================================== バージョンが表示されればOK
2.サーバのインストール
サーバを動かすためのユーザを作る
useradd minecraft -d /usr/local/minecraft
パスワードの設定
passwd minecraft
サーバ用プログラムをダウンロード
cd /usr/local/minecraft wget https://s3.amazonaws.com/MinecraftDownload/launcher/minecraft_server.jar? chown minecraft. minecraft_server.jar
起動用スクリプトのダウンロード 起動用スクリプトはhttp://www.minecraftwiki.net/wiki/Server_startup_script からありがたく頂戴する。
wget -O minecraft "http://www.minecraftwiki.net/Server_startup_script/Script?action=raw"URLが変わったようなので修正wget -O minecraft “http://www.minecraftwiki.net/wiki/Tutorials/Server_startup_script/Script?action=raw”さらにURL変わったようなので修正 wget -O minecraft “http://minecraft.gamepedia.com/Tutorials/Server_startup_script/Script?action=raw"
環境に合わせて編集を行う
vim minecraft ============================================================== ※編集箇所のみ記載 SERVICE='minecraft_server.jar' ←サーバプログラムの名前 OPTIONS='nogui' ←CUIで動かす。変更しない。 USERNAME='minecraft' ←サーバプログラム実行用ユーザを指定 WORLD='world' ←ワールド情報の保存先を指定 MCPATH='/usr/local/minecraft/' ←サーバプログラムの保管場所を指定 BACKUPPATH='/usr/local/minecraft/minecraft.backup' ←バックアップファイルの保管場所を指定 CPU_COUNT=2 ←コア数以下の数値にする。 INVOCATION="java -Xmx4096M -Xms1024M -XX:+UseConcMarkSweepGC -XX:+CMSIncrementalPacing -XX:ParallelGCThreads=$CPU_COUNT -XX:+AggressiveOpts -jar $SERVICE $OPTIONS" ============================================================== -Xmx はメモリの最大使用時の値 -Xms はメモリの初期サイズの値であり最小値の値 ここを設定する際は単位をつけないとそのままの数字で確保されるため注意。 例えばうっかり「-Xms1024」としてしまった場合は1024バイトに設定されるので注意。
Javaコマンドのオプションの詳細については各自でググってください。
編集が終わったら実行権限を付与する
chmod 755 minecraft
起動スクリプトはいつもの場所に設置する
mv minecraft /etc/init.d
今回利用するスクリプトはscreenコマンドを使用するためscreenコマンドがサーバ にインストールされている必要がある。 もしインストールされていない場合は以下のコマンドを実施してインストール。
yum install screen
設置作業はこれで終了。
サーバを起動する
/etc/init.d/minecraft start
無事起動すると
Starting minecraft_server.jar…
minecraft_server.jar is now running.
な感じで表示される。
あとはサーバ再起動時に自動で起動するよう設定。
chkconfig --add minecraft
これで設置完了。 スクリプトの詳細はMinecraftwiki(http://www.minecraftwiki.net/wiki/Server_startup_script)みてください。
minecraftサーバコマンドのサーバコマンドを用いてメンテナンスするときは
/etc/init.d/minecraft command "server command"
で実施する。